私は、Hi-X60をイマーシブミックスのモニタリング、Hi-X65をステレオミックスやマスタリングと使い分けています。
Dolby Atmosリミックスや360Rality Audioといった、イマーシブ作業の現場においては、スピーカーを使ったフィジカルなモニタリング環境以上にヘッドホンでのモニタリングが重要なんですが、HI-X60の完全密閉空間は、ピンポイントでアサインしたオブジェクトやデザインした通りの空間リバーブが、正確にイメージ通りに聴こえるんですよね。対して、開放型のHi-X65は、HI-X60とは対照的に、あたかもスピーカーから聞こえてくるような解放感を持ちつつも、正確なレンジ再生、左右の位相の微妙なズレもノイズも…正確に再生してくれるので、両機種ともとても重宝しています。
公式サイト
hotoda.com